FR PHILIPS 6799 004 ロリン・マゼール ベルリン放送交響楽団 バッハ ブランデンブルク協奏曲(全曲)

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34-12841

商品番号 34-12841

通販レコード→仏レッド〝Trésors Classiques〟白文字盤

大編成のオーケストラをきっちり引き締めた明快なバッハ。 ― 若き日のロリン・マゼールの名演。ベルリン放送交響楽団(現:ベルリン・ドイツ交響楽団)の首席指揮者時代(1964~1975)には、ヨハン・ゼバスティアン・バッハの管弦楽組曲やブランデンブルク協奏曲をはじめ、おもに当時のオランダ・フィリップスやドイツ・オイロディスクに多くの録音を残しました。モダン・オーケストラで演奏したバッハのレコード録音を比較試聴する機会には、ヘルベルト・フォン・カラヤンの録音が引き合いに出されることが頻繁ですが、マゼール盤が発売以来カタログから消えることがなかったのは不思議な事か。否、当時のベルリン放送響は充実していて、見事なヴァイオリン・ソロはコンサートマスターだった豊田耕児で、室内楽編成の弦楽セクションが演奏全体の有機的な響きを支えている。主席オーボエのギュンター・パッシンの胸に浸みるような透明な音色。パリ管弦楽団の首席奏者だったミシェル・デボスト、イギリスのヴェテラン、ロジャー・ブールダン(フルート)と名手モーリス・アンドレ(トランペット)は客演だろうが、自由自在に細部の表情を付けている。強引に勝手なソロを展開しているが、マゼール当時35歳の若手バリバリ、させるままの意欲が感じられます。聴き手を存分に楽しませてやろうと、自由で勢いを感じます。これは嬉しい。当時主流だった巨匠性を前面に出す演奏とは一線を画す、凝縮された演奏だった。テンポはかなり恣意的で、早すぎたり、異様に遅かったり、「不自然さ」と「若さの勢い」が渾然一体となっているが、説得力もありながら、問題提起にもなっている。マゼールは結論を出しきれてはいないので、オーケストラも一緒になって、バッハのこの音楽を考えているようで、アンサンブルも尋常でない。それがビシビシ伝わってくるから不朽の名盤に選ばれる理由でしょう。最近の古楽器による演奏と比べると、別の脈絡にある音楽を楽しませてくれる。『ブランデンブルク協奏曲』のように一定のパターンを何回でも反復しながら音楽を前進させ形成してゆく作風の場合はいうまでもなく、マゼールが、バッハの演奏にすぐれている技術的な理由の一つは、彼がメトリック、つまり小節や楽節の強拍やアクセントの基本を徹底的に身につけている点にある。世界の指揮者―吉田秀和コレクション(ちくま文庫)の「マゼール」の項に書かれている。当時、鮮明さに驚かされた、中低音豊かなPHILIPS録音。第3、4番辺りは、オーディオチェックによく使います。

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