US COLUMBIA M2S601 ブルーノ・ワルター ニューヨーク・フィルハーモニック エミリア・クンダリ モーリン・フォレスター マーラー 交響曲2番「復活」

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34-23562

商品番号 34-23562

通販レコード→米2EYESグレー白文字盤 “360 SOUND”STEREO

ワルター最晩年にして初のステレオ録音。 ― マーラーと親密だった弟子として、早くから作品紹介に務めたブルーノ・ワルターのマーラー演奏には特別な説得力があります。直接教えを受け止めて、マーラーの副指揮者を務めたワルターならではの深い理解に基づく美しく雄大な名演奏です。晩年は80歳を越えた時、一時は引退を表明して米国は西海岸で隠遁生活送っていたが、米コロンビア社の若き俊英プロデューサー・ジョン・マックルーアに説得されドイツ物中心にステレオ録音のカタログを充実させたいというレコード録音を開始。この『復活』は、その彼のステレオ録音の最初の1枚となったものです。やがて本格化するレコードのためのオーケストラ・コロンビア交響楽団ではなく、マーラーの演奏に関しては別格の完成度を見せる嘗ての手兵ニューヨーク・フィルハーモニックを、マーラーの弟子であったワルターが指揮してステレオで最初にとりあげたのが『復活』だったというのはまさに僥倖であったといえるでしょう。日本の北斎に譬えられたように、まさに80歳にして立つと言った感じ。ワルターのステレオ録音が聴けるとは、米コロンビア社の英断に感謝せずにはいられません。20世紀の悲劇。数多くの優れた音楽家が、ナチス・ドイツの暴挙を嫌い、憤怒の涙を流しながらヨーロッパからアメリカに亡命した。ヴィルヘルム・フルトヴェングラーと並び称されたドイツの大指揮者、ワルターもそのひとりである。一度も来日しなかったのに、今もなお日本で最もファンの多いワルターの指揮したマーラーの『大地の歌』は現在、ライヴも含めると複数の録音が知られています。ワルターはグスタフ・マーラーに才能を認められ、20世紀初頭にウィーンとミュンヘンの宮廷歌劇場で名をあげた。ナチス台頭後もしばらくヨーロッパにとどまっていたが、1939年に渡米、ニューヨーク・フィルハーモニックの音楽顧問を務めた。戦後、ヨーロッパの楽壇に復帰し、ウィーン・フィルなどを指揮。心臓発作で倒れてからは演奏会の数も少なくなり、彼が作り出す音楽をステレオ録音で遺したいという米コロンビアのプロデューサーからの誘いに絆されます。本盤を聞きながら、引退していたワルターを引っ張り出し、『マーラー直弟子のワルターが伝えるマーラー解釈の神髄。』とコピーが常套句になっていますがワルターの心情はどうだったのか、と考えます。この録音はニューヨーク・フィルとウェストミンスター合唱団。あとに続くレコードのためのオーケストラのとは違ったんじゃないか。ドイツものとしてマーラーを録音できることに特別な思いを強くしたのではないか。レコードを聴くと穏和な表情の中にどことなく哀感が漂うような、独特の味わいがあります。低音域を充実させたドイツ的なスタイルで、ロマンティックな情感を適度に盛り込みながら柔らかくたっぷりと歌わせたスケール感豊かな名演。マーラーも、巨匠ワルターの芸風に最もしっくりと馴染む作曲家の一人だったように思う。マーラー直系の愛弟子ですから、当然と言えば当然ですが、同じユダヤ人として時代を共有したものでなければなし得ない強い共感に満ちあふれた演奏を聴かせている。歴史的名盤といえる録音だ。

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