US RCA LM6400 アンドレ・クリュイタンス パリ・オペラ座管 ボリス・クリストフ ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレス ニコライ・ゲッダ グノー ファウスト(全曲)

投稿日:

を通販レコードとしてご案内します。

34-7208

商品番号 34-7208

通販レコード→米ダーク・レッド銀文字盤

数々の讃辞に輝く〝理想のファウスト像〟がここに ― 豪華キャストを得てクリュイタンスがおくるフランス・グランド・オペラの名演。歌手が大スターだった時代の、言わずと知れたグノーの歌劇《ファウスト》の名盤だが、まずはボリス・クリストフ(1914~1993)のメガトン級の声について語らなければならないでしょう。ブルガリア出身の歌手には、ニコライ・ギャウロフをはじめラッファエーレ・アリエ、ニコラ・ギュゼレフ、ディミタル・ペトコフなどなど国際的な活躍をした名バス歌手たちが多くいます。彼等の、独特のヴィブラートのかかった暗い色彩の声は大変印象的。イタリア的でもドイツ的でもない、洗練からはほど遠い土臭いスラヴにしかありえない音色ですが、この土臭い、アクの強い響きでこそ生きる役というのもたくさんあるし、そうした声だからこそできる表現、そこから生まれる感動というのもある訳で、オペラというのはやはり一筋縄ではいかない世界だと思うのです。クリストフは、その持前のごつい声を駆使してかなり濃厚な表情付けを役にしていきます。もうこの声で悪魔なんかやられたらたまらない。その魁偉な容貌、それが生きる役で最大限に発揮されると他の追随を許さない。ファウストとヴァランタンを手玉にとって上機嫌のメフィストフェレスが目に見えるよう。そしてその表現力の闊達さ、豪快さ。加えて共演陣も美声揃いで、クリュイタンスの洒脱な棒も見事なもの。アンドレ・クリュイタンスは、出身こそベルギーのアントワープですが、フランスでの広範な演奏活動と録音を通じて、20世紀を代表するフランス音楽の解釈者として知られる名指揮者です。第2次世界大戦直後、シャルル・ミュンシュとともにフランス音楽界の復興に尽力し、パリ・オペラ座の指揮者、パリ・オペラ・コミック座の音楽監督、そして1949年にはボストン交響楽団に移ったミュンシュの後任としてパリ音楽院管弦楽団の首席指揮者に就任し、その上品で洗練された粋の塊のような演奏でフランス音楽の魅力を世界中に伝えました。日本の音楽ファンにとっては、特に1964年4月~5月にかけて行われたパリ音楽院管との来日公演が衝撃的で、この時初めてフランス音楽の神髄と粋に接したのでした。クリュイタンスは、戦後フランスEMI(パテ)にオペラ全曲盤を中心に録音を開始した。何といっても手兵のパリ音楽院管と録音した一連のステレオ録音は、1828年に創設されたこの伝統のオーケストラの美しく古雅な響きを記録した貴重なものです。鮮やかな色彩感の表出と、エレガントな棒さばきが端正で、第一級のパステル画を見るような趣が感じられる。1967年、クリュイタンスの予期せぬ死によって、パリ音楽院管も解散されるが、〝かつて存在したパリ音楽院管弦楽団〟は、サウンドからアンサンブルまで色彩が豊かでニュアンスもあり、まさにフランス的なシックでエレガントな演奏を聴かせていた。フランス国立放送管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団とも広範なレパートリーで録音を残しましたが、当時のフランス音楽界はクリュイタンス一人が背負っていたといってもよいかもしれない。それほどにフランス音楽のスペシャリストと見られがちなクリュイタンスが、〝おぞましい声〟を生かし切って紡ぎ出した、同曲屈指の名演として変わらぬ支持を受け続けています。→コンディション、詳細を確認する

続きを読む

from 100年後でも聴いて楽しいアナログ名盤レコード https://ift.tt/2QDFQgX
via IFTTT