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民族的色彩とロマンティックな叙情味を宿した弦楽合奏のための名曲 ― 《弦楽セレナード》の第4楽章では、流れるような旋律と、甘美なフレーズに万人が心奪われることと思います。その穏やかさ、まろやかさ、優しさ、暖かさ。チャイコフスキーの弦楽セレナードと同様に、人気の高いセレナードです。よりドラマチックで扇情的なチャイコフスキーに対して静かで懐かしみのあるのがドヴォルザーク節です。セレナーデ(セレナード)というのは古くは夜に恋人の家の前で独奏楽器と歌とで愛を語る音楽と定義されたものですが、次第に音楽の一つの形式となり、楽器が増えてモーツァルトのアイネ・クライネ・ナハトムジークで有名になりました。楽章数が多く、軽く優美な曲想によって書かれるものです。好きな人を想っている憧れのような甘い調べの「糸杉」よりも有名で、ドヴォルザークの代表曲の一つです。これを作った33歳(1875年)という時期は「糸杉」で憧れていた人の妹と結婚した2年後であり、音色から幸せな波長がこぼれてくるのも納得です。イギリス人もアメリカの聴衆も皆彼のこういう資質に熱狂したのだと思います。 ブラームスもドヴォルザークのことは大変気に入り、曲を激賞したり互いに訪問し合っています。ブラームスを範としたドヴォルザークの音楽。このレコードの表紙に「セレナーデ」は作品22とありますが、《交響的変奏曲》に作品番号がついていません。こちらは、1877年に作曲し、初演は、1877年12月2日、ルデヴィート・プロハースカの指揮により行われたものの、長らく演奏されなかったのだそうです。10年後、1887年のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の英国楽旅の際に、ハンス・リヒターがロンドンで再演して大成功をおさめます。本来ならば若い番号になるべきところを、ジムロック社が、作品78として出版。曲の価値判断は目利きであるジムロックが、78という作品番号を付けても大丈夫と判断したほどに ― ブラームスの「ハイドンの主題による変奏曲」の影響が指摘される、しかし、その変奏曲は民俗色の豊かな作品で、多彩な変奏技法が凝らされたドヴォルザークの変奏曲中最も充実した出来栄えです。とりわけ英国での人気は大変だったようでサー・コリン・デイヴィス指揮ロンドン交響楽団の寄り添うような演奏も、曲の持つ優美さをより引き立てています。穏やかなひとときを過ごす時に、フロワー型の大型スピーカーで愉しんでください。 →コンディション、詳細を確認する
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