GB BRUNSWICK 02761 ビング・クロスビー ヴィクター・ヤング・コンサート・オーケストラ BING CROSBY – ハーバート AH SWEET MYSTERY OF LIFE / SWEETHEARTS

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34-18630

商品番号 34-18630

通販レコード→英ブラック金文字盤 【SP盤】

ビングの歌が喚起する〝国民的気分〟 ― 私はクリスマスの時節になると必ず思い出す映画がいくつかありますが、そこで唄われるビング・クロスビーのソフトだけれど張りのある歌声を思い出します。これを聴くと、外は寒くても暖房のきいた室内で、くつろいでいるような気分になります。1954年の映画『ホワイト・クリスマス』(White Christmas)は、テクニカラーによるミュージカル映画で、クロスビーとダニー・ケイが主演し、主題歌「ホワイト・クリスマス」をはじめアーヴィング・バーリン(Irving Berlin)作品の歌がフィーチャーされた。そもそもは1942年に初演されたミュージカル映画、『スイング・ホテル』(Holiday Inn)の挿入歌だったものです。以降、約80年間に渡って〝音楽史上最大のヒット曲〟として世界中で愛され続けている。〝ビング・クロスビーのホワイト・クリスマス〟は今もありとあらゆる場所で流れており、ありとあらゆるアーティストとソングライターが〝ビング・クロスビー〟よりもいいものを作り出そうと頑張ってきた歴史に残る大ヒット・シングルとなった。現在までの総売り上げ枚数は5,000万枚にも及んでいる。作詞者はロシア系のアメリカ人、バーリン。彼は、クリスマスに雪が降ることはほとんどないアリゾナで、燦々と陽が降り注ぐプールでくつろいでいるときに、「ホワイト・クリスマス」を書きました。さらに驚くべきことに、この曲を作ったのはユダヤ人のウェイター兼歌手、つまりキリスト教の行事であるクリスマスを祝う習慣などない人物だった。この曲の冒頭はこんな風に歌われている。〝I’m dreaming of a white Christmas, just like the ones we used to know…(夢見ているのは雪に包まれたクリスマス、みんなが覚えているクリスマス…)〟クリスマス用の飾りを付けられたモミの木、その他のクリスマス用の飾りは真っ白な雪に映えますね。そんな景色を思い浮かべると、華やいだ気持ちになります。そして、その甘美な調べを毎年、初めて耳にする度に、人はこの世が平穏であることを実感するのでしょう。けっして派手ではないけれども、ゆったりと心安らぐ、いかにもピューリタンたちが築いた国らしいシンプルで好ましい生活風景ではないでしょうか。さて、耳慣れの要素もあるのは拒みませんが、〝曲の良さ〟だけで〝好感情〟が生まれたわけでもないと、長年多彩な歌手を聴いてくると、同曲を様々に聴くに連れて、歌唱テクニックや声質、そしてアレンジの仕方などが要因となって重なり合った結果だと気がついてきます。そうなるとクロスビーの歌が魅力的に聴こえる理由の大半が、彼のまろやかで穏やかな声質に負っていることを改めて思い知るのです。クロスビーはアメリカのマルチエンターテイナーのひとりですが、マイクロフォンの特徴を生かしたジャズ・ヴォーカルを確立した存在です。その功労が松田聖子ブームにまで繋がると断じても、突飛な考えではないでしょう。→コンディション、詳細を確認する

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