FR VSM FALP207-209 レナート・チェリーニ RCAビクター交響楽団 レナード・ウォーレン ジャン・ピアース エルナ・ベルガー ヴェルディ リゴレット(全曲)

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34-14495

商品番号 34-14495

通販レコード→仏ラージ・ドッグ・セミサークル銀文字盤 モノラル・フラット3枚組

音楽は聞くだけで良いとはいえなくて、音楽通に尋ねるのが良い。 ― オペラ通によれば、ヴェルディの〝4大オペラ〟とは、初演順に《リゴレット》《トロヴァトーレ》《ラ・トラヴィアータ(椿姫)》《アイーダ》となるらしい。もっとも、ヴェルディ・ファンは「28作全部が傑作じゃないか」と断言するが、ヴェルディの名声をオペラ史上不滅のものにしたのが、1851年の3月11日、ヴェネツィアのフェニーチェ劇場で初演された17番目のオペラ《リゴレット》にほかならない。オペラはアリアが命でもある。人々は、あるアリアを聴きたいがために劇場に通うといってもいい。《リゴレット》には世界一といってもいい素晴らしいテノール・アリアがある。そう、好色なマントヴァ公爵が、道化師リゴレットの宝物である美しく純真な娘ジルダを手に入れて、「風に吹かれる羽のように、女は変わりやすいものだ」とうたう「女心の歌」だ。ちなみに、〝ミスター・ハイC〟と謳われたルチアーノ・パヴァロッティが、「誰も寝てはならぬ」とともに十八番にした。マントヴァ公爵を歌うテノール歌手にとっても、このアリアは一世一代の見せ場であると同時に、この曲の出来がオペラ全体の評価を左右しかねない重要ナンバー。ところがこのアリアは、ストーリーには重要ではなく、まったく関わらない。そんな一曲さえ、強烈に輝いている。ヴェルディの「オペラ作曲家」としての実力を味わえる、という点では、他のどの作品よりも《リゴレット》は抜きん出て素晴らしい。公爵が歌う「女心の歌」の輝かしさが、リゴレットの悲劇的な宿命を際立たせる。『リゴレット』というオペラの醍醐味は、まさにそこにある。1950年代、往年の歌手たちがメトロポリタン歌劇場で一世風靡していたこの時代、米RCAはメトロポリタン歌劇場のスター歌手たちを起用し、数々の名演を録音してきました。その中でも最も名演といわれるこの《リゴレット》。レナード・ウォーレンの暖かい音色、完璧なレガートによるバリトン。ジャン・ピアースの細心ながら情熱的なテノール歌唱。本来持っている生真面目さ、誠実さが直接訴えかけるエルナ・ベルガーの清潔感あるソプラノ。心理表現にこだわったこのオペラに見事に合致した《リゴレット》の名演です。指揮者はミラノ生まれのレナート・チェッリーニ(Renato Cellini, 1912.4.24〜1967.3.25)。メキシコ・ベラスアルテス歌劇場とアメリカ・ニューオーリンズ歌劇場を拠点にイタリア・オペラの指揮者として活躍しています。チェッリーニは米RCAに4曲のオペラ全曲をセッション録音。ヴェルディ《リゴレット》(1950年)、「イル・トロヴァトーレ」(1952年)、マスカーニのオペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」(1953年)、レオンカヴァッロのオペラ「道化師」(1953年)。米RCAのオペラの録音といえば「ランナウェイ方式」が有名です。当時アメリカで活躍していた歌手をイタリアに送り込んで、イタリアにて現地のオーケストラや合唱団を使って経済的に録音する方式のことです。ただし、チェリーニの時代はその前にあたり、録音は全部ニューヨークで行われています。→コンディション、詳細を確認する

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