FR VSM 2C069-73100 ミシェル・プラッソン トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団 ダンディ 交響曲2番変ロ長調

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34-17302

商品番号 34-17302

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反ドビュッシー派の、神秘的で壮大な自然賛歌 ― 南フランスの貴族の家に生まれた作曲家、ヴァンサン・ダンディは教育家、理論家としても大きな影響力をもった人物でした。ダンディの作品は、今日ではあまり演奏されていないが、純粋で崇高な作品を残しています。南フランスの自然派作曲家である彼の音楽には、自然に対する深い愛情の吐露が感じられ、どれもが高貴なフランスを想像させる快作です。最も有名曲は《フランス山人の歌による交響曲》。交響曲第2番変ロ長調作品57は、1902年から1903年にかけて作曲された。同世代の作曲家グスタフ・マーラーがウィーンの聴衆や評論家との折り合いが悪化し、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の指揮者を辞任。アルマとの結婚。夏にマイアーニックの山荘で『交響曲第5番嬰ハ短調』が完成。長女マリア・アンナが誕生する。翌年には、オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世から第三等鉄十字勲章を授与された。ダンディの交響曲第2番は、〝交響曲〟と題されながら、交響詩的な風情である。民謡を取り入れた第1番とは打って変わって、フランク系の立派なアカデミックな交響曲。低弦とハープにより重々しく始まる第1楽章は、木管楽器が加わり、弦楽器とのやり取りで神秘的な雰囲気を漂わせる。そこに、ホルンが牧歌的な旋律を奏で、叙情的な旋律が進行する、ロマンティックな音楽である。ハープの伴奏の上で、トランペットが奏するところも幻想的で、ドラマティックであり、最後は盛り上がって堂々と終わる。第2楽章は平常心を持って、弦楽器中心にゆったりと始まり、それに管楽器が絡まりながら、大らかな牧歌風に歌い上げる、ダンディらしい穏やかな楽章である。ハープと木管楽器による軽快な旋律や、弦楽器の上でフルート・ソロが旋律を奏でる部分は美しい雄大な自然を感じさせる。ヴァイオリン・ソロが、哀愁ある民謡風の旋律を奏でて始まり、それをフルートが受け継いでいく第3楽章は、ホルンが加わってくると、動きのある音楽になる。第4楽章は、オーボエの吹く旋律で始まるが、そのあと弦楽器が奏でる旋律は前楽章の循環である。ホルンと木管楽器のやりとりをはさみ、ふたたび低弦が重々しく旋律を奏で、弦楽器中心に音楽を発展させていく。やがて、木管楽器が軽快な旋律を奏で、金管楽器が加わり、華やかさも加わる。ヴァイオリン・ソロや、フルート・ソロが続き、弦楽器は徐々に勢いをつけながら、金管楽器が朗々とした旋律を奏で、ワーグナーを思わせるような壮大な音楽に膨らみ、最後は金管楽器が鳴り響き、堂々と結ばれる。若い頃は当時のフランスで流行していたリヒャルト・ワーグナーの音楽に夢中になったこともあってか、音楽で物語を描くような、神秘的で壮大な自然賛歌。色彩豊かなオーケストレーションの美しさや、師セザール・フランクゆずりの重厚な循環形式とコラールの魅力に思わず引き込まれてしまう。19世紀末から20世紀初頭にかけて、フランス音楽界にはワーグナーの影響が絶大で、特にクロード・ドビュッシーなどはそれが顕著なわけですが、ワーグナーと言っても、楽劇「トリスタンとイゾルデ」とか舞台神聖祝典劇「パルジファル」、あるいは楽劇「ジークフリート」の森の場面からの影響であった。名匠ミシェル・プラッソンは、幅広いレパートリーを持つ指揮者ですが、フランス音楽の紹介には特に力を注ぎ、コンサートやレコーディングを通じての活動には定評があります。オーケストレーションの技術が発達した近代作品から、フランス管弦楽の魅力がよく伝わる。曲の隅々に神経を行き渡らせており、プラッソンは共感豊かな優れた演奏で、初めて実演でこうした曲に接する聴衆にも、「ほら、こんな知られざる名曲があるのですよ」とストレートに訴えかけているようだ。→コンディション、詳細を確認する

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