FR VSM 1162201PM375 ミシェル・プラッソン トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団 カルヴァン・シーブ ジャック・コッタン ソーゲ 旅芸人、パリの風景

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34-15261

商品番号 34-15261

通販レコード→ 仏後期ラージドッグ・セミサークル黒文字盤

サクソフォンはジャズの楽器だと思われがちですが、実はれっきとした「クラシック音楽」の歴史の流れの中で誕生した楽器なのです。例えばクラシックのオーケストラの中にも、こんなところで使われています ― 名匠ミシェル・プラッソンは、幅広いレパートリーを持つ指揮者ですが、フランス音楽の紹介には特に力を注ぎ、コンサートやレコーディングを通じての活動には定評があります。19世紀末から20世紀初頭にかけて、フランス音楽界にはリヒャルト・ワーグナーの影響が絶大で、特にクロード・ドビュッシーなどはそれが顕著なわけですが、ワーグナーと言っても、楽劇「トリスタンとイゾルデ」とか舞台神聖祝典劇「パルジファル」、あるいは楽劇「ジークフリート」の森の場面からの影響であった。南フランスの貴族の家に生まれた自然派作曲家、ヴァンサン・ダンディの、自然に対する深い愛情の吐露が感じられる有名な「フランス山人の歌による交響曲」。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の指揮者だった作曲家グスタフ・マーラーが南オーストリア・ヴェルター湖岸のマイアーニックに作曲のための山荘を建て「交響曲第4番ト長調』が完成する、1901年に生まれたアンリ・ソーゲ(Henri Sauguet)は、本名はアンリ=ピエール・プパール(Henri-Pierre Poupart)といったが、5歳の頃から母親の手ほどきでピアノを学び、その後ボルドーのサント=ウラリー教会のオルガニスト、ルロー夫人に師事した。12歳の時に、父を交通事故で失う不運にも見舞われたが、自活を余儀なくされ、務めていた先でジョゼフ・カントルーブと親交を結ぶことになる。ともに蒐集し、和声付けした民謡集が、《オーヴェルニュの歌》にほかならない。ボルドーに戻って、ルイ・エミエやジャン=マルセル・リゾットと「三人組」(Groupe des Trois)を結成し、1920年12月12日に最初の演奏会を行う。この演奏会で、「フランス六人組」のエリック・サティの作品を聴く。1921年10月に、ダリユス・ミヨーに励まされ、ソーゲはパリで、ギメ美術館に務めるかたわら、シャルル・ケクランに師事し、様々な作品を残した。サティに支持されて、1923年10月25日に最初の演奏会をシャンゼリゼ劇場で行う。バレエ音楽「旅芸人たち」は、1945年に作曲された。彼が幼い頃から親しんだ旅芸人たちやサーカスなど、大道芸を演じる人たちの記憶を音楽化したバレエ音楽である。このバレエは1945年3月2日シャンゼリゼ劇場で初演され、大成功をおさめた。サクソフォンはジャズの楽器だと思われがちですが、実はれっきとした「クラシック音楽」の歴史の流れの中で誕生した楽器なのです。例えばクラシックのオーケストラの中にも、こんなところで使われています。ソーゲが、1950年に作曲した組曲「パリの風景」である。弦楽器に管楽器も加わり、ロマンティックな雰囲気の中、サクソフォンに、独奏ヴァイオリンが甘美な旋律で絡んでいく。華やかなパリの雰囲気を伝えている。室内楽作品などで顕著なように、ベースとなっているのはあくまでも当時のフランスの作曲家ならではの明晰なスタイル。本盤、ジャック・コッタンのサクソフォン、カルヴァン・シーブのヴァイオリン、トゥールーズ・キャピトール国立管弦楽団。プラッソンの共感豊かな優れた演奏によって、オーケストレーションの技術が発達した近代作品から、フランス管弦楽の魅力がよく伝わる。曲の隅々に神経を行き渡らせており、初めて実演でこうした曲に接する聴衆にも、「ほら、こんな知られざる名曲があるのですよ」とストレートに訴えかけているようだ。→コンディション、詳細を確認する

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