GB DECCA LXT5434 クリフォード・カーゾン ハンス・クナッパーツブッシュ ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ブラームス ピアノ協奏曲2番

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34-18481

商品番号 34-18481

通販レコード→英オレンジ銀文字盤

緊張感と厳しさに貫かれた名演 ― 情熱的なピアノが感動を呼ぶ。相性の良いクリフォード・カーゾンと、信念あるハンス・クナッパーツブッシュの指揮が呼応した、両者を代表する名盤。どちらも一歩も引かない印象が強いことと、キャラクターが異なる印象を与えるためか、ちぐはぐな演奏を想像しがちですが、実際は相性が良く、オーケストラを含めて方向性が合致した熱演を繰り広げています。クナッパーツブッシュがソロに寄り添った端正な佇まいだが、時々見せる悪魔的な深淵がいかにもクナッパーツブッシュらしい。同じブラームスのピアノ協奏曲第1番はDECCAで3回録音があるものの、この第2番のスタジオ録音は、ジョン・カルショウのプロデュース、ゴードン・パリーとジェームズ・ブラウンのコンビにより1957年10月に録音された、この1回限りでした。カーゾンとクナッパーツブッシュとのDECCA録音は、ベートーヴェンの「第4番」「皇帝」を録音しただけでしたが、ライヴでの共演は何度かあり、ザルツブルク音楽祭で、1955年7月26日に共演していて、その日の演奏はオール・ブラームス・プログラムとして、「悲劇的序曲」、ピアノ協奏曲第2番、交響曲第3番がビルドされた。クナッパーツブッシュのコンサート記録を調べてみると、ブラームス・ピアノ協奏曲は多いとは言えないが、1950年までに第2番を振ったという記録がなく、1955年以降は第1番を振った記録がない。ブラームスの第2番では1957年のDECCA録音の関係で、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団との共演が多そうに思えたが、実際にはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団との方が多いのも面白い。第1番の録音はまだどこからもリリースされたことがなく、残念だが聞くことはできない。さらに、第2番では1957年4月中旬にクラウディオ・アラウと3日間のコンサートを開いているのだが、本盤の録音に備えての事だったのか参考にしたかったが。この盤でもカーゾンのピアノは透明感がありながらも力強い演奏を随所に聴くことができます。カーゾンの美しく華麗な技巧の数々を、老巨匠クナッパーツブッシュがしっかりと受け止めて、白熱した演奏を展開。テンポは遅く格調高い。聴きごたえ充分のブラームスを楽しめること間違いなしです。ステレオならウィーンの管楽器の音色をより堪能できるが、モノラルの渋い音が演奏と調和し不足は感じられない。当時のDECCAの高品位な録音技術は現在でも目を見張るものがあり、モノラル録音でありながらもその鮮明さや力強さに今さらながら驚くことでしょう。数あるこの曲の録音の中でも、常に「最高峰」とされる永遠の名演が、この録音です。

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