JP 東芝(赤盤) AA7355 カラヤン・フィルハーモニア管 プロコフィエフ・ピーターと狼(坂本九語り)
商品番号 34-22820
通販レコード→日本 東芝音楽工業 赤盤[日本企画盤, オリジナル]
多感なお子さんにおすすめです。 ― クラシック音楽こそ、十代の感性で聴いてほしい。ダイナミックな音響、感情表現を体感できることは心を作る。静かな森の不思議、恐ろしい自然と共存する日常、そうしたものは言葉では決して説明できるものではありません。その時はそういうものかと聴いているだけであっても、成長してから強烈な印象を持って思い出す音楽になるはずです。最もアブラの乗っていた時代のヘルベルト・フォン・カラヤン珠玉の1作。永六輔による現代的な脚色、坂本九の生き生きとした楽しさ溢れるナレーションによる『ピーターと狼』を中心に親しみやすく楽しい曲が満載の管弦楽曲集です。日本語の語り ― 坂本九による楽しい作品。小品に対しても決して手を抜かないカラヤンの魅力が再認識できる1枚です。これを子供向けの軽い音楽とするのは、ヤナーチェクのオペラ「利口な牝狐の物語」を子供向けとするのと同じ事です。プロコフィエフは、色彩感あふれるメロディーに、時にはワルノリともいえるような素晴らしい才気を有しています。ヤナーチェクとプロコフィエフ、この二者の共通点としてわかるかと思います。つまり極力メロディーの無駄を排しようという感覚です。そして、各キャラクターに与えられたあまりにぴったりで見事なメロディー、そしてそのメロディー一つ一つが関係し合って、この作品世界を形成する見事さ。ピーターの主旋律だけでも、なんと可憐で純粋なのでしょう。子どもの目線からだけではない大人たちの様子、狩人のメロディーの、最後の行進曲部分での見事な展開。最後のおじいさんのぶつぶつ怒りながらも「まんざらでもない」というユーモラスな表情。このカラヤン盤は大変な世界をもっていて、日本語ナレーションは坂本ですが、互いに見事に、プロコフィエフの深遠で才気にあふれる世界を再現しています。言うまでもなかろうが、帝王カラヤンと九ちゃんが実際に録音現場で共演したわけではない。当初はイギリスで出た英語のナレーション(語り手=ピーター・ユスティノフ)入りヴァージョンが1961年6月に発売された。英国発売盤の元になったカラヤンの演奏だけのオリジナル録音を利用し、東芝レコードが日本語のナレーションを別箇にスタジオ収録し、両者を合体して新たな日本語版《ピーターと狼》として1965年12月に大々的に再発した。聴かせたい対象はテレビっ子世代。識字率の高い島国では、英語版を日本語で伝えるだけなら絵本や紙芝居で用済み。脚色を引き受けた永は、
テレビ時代の「ピーターと狼」という点に、ポイントをしぼった挙句「実況中継」の形式をとることにした。楽器の紹介は選手の紹介だ。「3番 サード 長島」のニュアンスを生かし、狼との戦いも、野球のグラウンドの状況に置きかえて考えた。子供相手に全力投球のつくりである。「夜明け…ピーターはこっそり、おじいさんの家を抜け出しました。門の外は緑色の海のような野原です…」澄み切った冷涼な空気。広大なロシアの大地。夜明けの光の中、たたずむ一人の少年。プロコフィエフの傑作をさらにカラヤンが磨きをかけた名盤。
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