FR ERATO STU71177 アラン・ロンバール ジャック・マルタン ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団 プロコフィエフ ピーターと狼 ブリテン 青少年のための管弦楽入門

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34-22772

商品番号 34-22772

通販レコード→仏ブラック銀文字盤 GRAVURE UNIVERSELLE

土壌があればこそ、こうした才能が生れ出るのだ。 ― ピオネールの少年ピーターは、牧場に建つお爺さんの家に住んでいます。ある日ピーターは家から牧場に駈け出していきますが、庭の戸を閉め忘れてしまいます。すると庭で飼っていたアヒルが逃げ出して外の池で泳ぎ始め、アヒルは小鳥と言い争いを始めます。「飛べない鳥なんているのかい?」、「泳げない鳥なんているのかい?」。そこにピーターのペットの猫が忍び寄っていきますが、ピーターが声を掛けたために小鳥は木の上に、アヒルは池の中央に逃げます。お爺さんが出てきて、ピーターが一人で庭の外に出たことを叱ります。「狼が森から出てきたらどうするんだ?」。ピーターは「僕のような男の子は狼なんて怖くないんだ」といいますが、お爺さんはピーターを家に連れ戻し、戸を閉めます。そこに、大きな、「灰色の狼」が森から姿を現します。猫は素早く木の上に駆け上がって難を逃れ、アヒルは慌てて池を出て逃げますが、狼に追いつかれ、とうとう飲み込まれてしまいます。たいへんだ。ピーターはロープを持ち出すと、庭の塀を上って小鳥に話しかけ、狼を捕まえる「作戦」を伝えます。小鳥が作戦通りに狼の鼻先を飛び回っている時に、ピーターがロープの結び目で狼の尻尾を捕えます。狼は逃れようとしますが、ピーターがロープのもう一方を木に結びつけたため、結び目が締まっていく一方で逃げることができません。そこに狼を追ってきた数人の狩人が銃を持って登場します。狩人たちは狼を撃とうとしますが、ピーターは狼を動物園へ送ってもらうことにします。さあ、動物園に向かうピーターの勝利のパレードが始まりです。行列の先頭はピーターで、それに狼を引く狩人、猫、文句をこぼし続けるお爺さんは、「狼を捕まえられなかったらどうなってたと思うんだ?」とぶつぶつ。行列の最後に小鳥が続きます。ちょっと待って、「耳をすまして下さい。アヒルが狼のお腹の中で鳴いているのが聞こえるでしょう。狼は慌てていたので、アヒルを生きたまま丸呑みしてしまったのです」とナレーションが語ってこの物語が終わります。プロコフィエフはあらゆるジャンルの作品を作曲していますが、《ピーターと狼》は、モスクワで設立された中央児童劇場(Moscow Children’s Music Theater)のナターリャ・サーツから着想を得たものといわれています。プロコフィエフは1918~1922年はアメリカで、1922~1936年の間はパリで、そして1936年以降は再びロシアの楽団に復帰して平易なスタイルー新古典主義を標榜していたので、作品は簡素で明快、また子供向けの作品ということもあって、大衆性を持った分かりやすいものになっています。この作品では登場人物がそれぞれ ― ピーターは弦楽合奏、小鳥はフルート、アヒルはオーボエ、猫はクラリネット、お爺さんはファゴット。そして3本のフレンチホルンで狼を、猟師の撃つ鉄砲はティンパニやバスドラムと、オーケストラの楽器で演奏されています。プロコフィエフは1904年からペテルブルク音楽院で本格的に音楽を学びますが、早熟な彼にとって学ぶべきものは多くはありませんでした。初期の頃はスクリャービンの神秘主義やロスラヴェッツ、モソロフなどのロシア・アヴァンギャルドの影響を受けた前衛的な作品が多く、「古典交響曲」(1917年)を作曲してアメリカに亡命を決意してからは「新古典主義」と呼ばれた作品群を多く作曲しますが、帰国してからはロシアの伝承音楽と自己の音楽との融合を図り、自らの音楽の中にロシア音楽を採り入れて作品を発表していきます。ブリテンの《青少年のための管弦楽入門》は、オーケストラの各々の楽器を紹介する形になっているオーケストラの入門曲として『ピーターと狼』と並んで、非常に有名な作品。

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